一昨日の夜、二時半に目が覚めてしまって、そこから朝まで一度も眠れませんでした。
暑さのせいだと思って窓を開けたんですが、外の風もぬるくて、結局そのまま布団の上で天井を見ていました。眠れない夜って、思い出すことの順番がだいたい決まっている気がします。まず今日うまく言えなかったことが来て、次に何年も前のことが来て、最後にどうしようもない先のことが来る。順番が分かっているのに、毎回ちゃんとその通りに落ちていくのがおかしくて、途中でちょっと笑ってしまいました。
三時半くらいに諦めて台所で水を飲んだら、冷蔵庫の音がやけに大きく聞こえて、この時間にこの家で起きているのは自分だけなんだな、と急に思いました。嫌な感じではなくて、どちらかというと静かで、悪くなかったです。
結局そのまま四時を過ぎて、カーテンの端が白くなってきたのを見て、ようやく少し眠れました。二時間くらいだったと思います。朝はさすがにしんどくて、今日も頭の芯が少し重いままです。
眠れなかった夜のことって、翌日になると案外悪い記憶として残っていないのが不思議です。しんどかったはずなのに、覚えているのは冷蔵庫の音と、白くなっていく窓のほうだったりして。
今夜はちゃんと眠れるといいなと思いつつ、たぶんまた同じ順番で同じことを考えるんだろうな、という気もしています。
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